妊娠検査薬による自己検査

妊娠検査薬による自己検査についてご紹介したいと思います。月経が遅れていると、もしかしたら妊娠しているのではないかと思う女性も少なくないと思います。でも、産婦人科に行くのはなんとなくはばかれる、自宅で誰にも見つからないで妊娠しているかどうかを調べたいというように悩む女性は実は多いと思います。しかし、妊娠検査薬を薬局で買ってきて自分で検査をしても「本当にこれでいいのかしら」と悩んでしまいます。

 

また一方で、妊娠初期は赤ちゃんの脳や心臓など主要器官が出来始める大切な時期なので、妊娠を早く知ることは大切なことなのです。あるいは子宮外妊娠などの正常でない妊娠の場合もあります。検査結果が陽性になれば妊娠の可能性があります。そのため、出来るだけ早く医師の診断を受けるようにしましょう。妊娠の初期に受精卵から尿中に分泌されるホルモン(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン、hCGといいます。)があります。

 

hCGは妊娠を維持しようとするホルモンなのですが、赤ちゃんが着床すると尿中に出てきます。このhCGを鋭敏に捉えて短い時間で妊娠しているかどうかを検査する薬を妊娠検査薬といいます。妊娠検査薬の感度は尿1L中にhCGが50IU(国際単位)あった場合に、判定窓(枠)に赤紫などのラインが出てきます。そのため検査結果は陽性となり妊娠の可能性ありとなります。