妊娠検査薬の擬陰性が出るケースとしては次のような点があげられます。たとえば検査時期がまだ早かったり、尿が薄かったりする場合です。陽性反応が出始める初期の頃は、水分摂取の過多などにより尿が薄まってしまうと、十分に反応できるだけのhCG濃度を得られない場合があります。そして胎児の発育停止・重度の遅滞によるhCGの過少などもあります。
これは、流産が起き始める前兆といわれています。すでに子宮内で胎児が死亡している(稽留流産)などがあげられます。また、子宮外妊娠でも胎児が成長を続けていれば陽性反応が出ることもありますが、発育が止まったり死亡していたりしてhCGが低下していれば、陰性になることもありえます。
胞状奇胎とは、絨毛組織が異常に増殖しており、hCGが極端に多く分泌されているため、試薬が正常に反応しないで陰性と出る場合があります。そして正常な妊娠経過の場合であっても、hCGの量が多すぎると試薬が正常に反応しない可能性もあります。一般に妊娠検査薬はhCGがまださほど多くない4~5週目ごろの使用が想定されています。
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妊娠検査薬は、産婦人科の病院へ行く前に自分で妊娠しているかの可能性を調べることができるキットのことをいいます。妊娠検査薬は薬局でも売っています。そのため、手軽に利用することができます。精子が子宮に着床すると、女性の体にはhCGというホルモンが分泌されるようになります。そのホルモンが尿の中にも含まれるようになります。妊娠検査薬は尿の中にhCGが含まれているか否かで妊娠の可能性を探ることができるものです。
妊娠検査薬が用いられるようになってから30年くらいたちます。そして、より使用しやすく精度も高くなってきました。日々、改良が重ねられています。現在では、正しい使用法と適切な時期を誤らなければ、99%の信憑性があるといわれています。妊娠検査薬での妊娠反応はあくまで「妊娠の可能性がある」ということです。妊娠の確定診断は必ず産婦人科の病院にいって医師の診断を受けるようにしましょう。
妊娠検査薬の陽性反応は、妊娠の可能性だけではなく、稀にではありますが、異常妊娠(子宮外妊娠)などの警告になることもあります。いずれにしても妊娠初期は妊婦にとって、とても大切な時期でもあります。速やかに産婦人科医師の診断を受けるようにしましょう。また、陰性反応についても、「妊娠が確認できない」ということですから、生理がさらに遅れているときは再検査をしたり産婦人科を受診することが大切です。



