妊娠検査薬について

病院に行かなくてもお手軽に妊娠の可能性を検査することのできる妊娠検査薬。妊娠検査薬は、生理予定日の1週間後から妊娠の可能性を検査することができます。妊娠検査薬は、正しい使用法と、適切な時期を間違えなければ、99%の信憑性があると言われています。本サイトでは、その「正しい使用法」と「適切な時期」について、詳しく紹介を行っています。また、妊娠検査薬の紹介もしていますので、自分に合った妊娠検査薬を使用するのもよいでしょう。

妊娠検査薬 新着情報

妊娠初期はhCGが急激に増加していき10週前後には、ピークを迎えます。例えば遅い時期に妊娠検査薬を使った場合には、人によってはこのピークの時期に試薬が正常に反応するといった上限を超えてしまうこともあります。また、多胎の場合には、単胎よりもhCGの分泌が多くなっていますので、こうした現象を起こしやすくなる可能性があります。

なお、ピークを過ぎた後のhCGは減少に転じていきますので胎盤が完成して妊娠の維持がしやすくなった安定期を迎える頃には、かなり少なくなってきています。通常の分娩までは妊娠検査薬が反応する程度の量はゆうに超えています。妊娠検査薬が一般に広く普及してきたことによって、ごく初期のうちに妊娠を知ることができるようになりました。超音波診断で胎嚢の存在が確認できるようになったことなどの臨床上の妊娠の所見がはっきりしてくるよりも前に、生化学的な手法から妊娠が判明していた段階でも流産が起こる事例が見つかるようになりました。

このような流産のことを化学的流産(Chemical abortion)と呼んでいます。流産というような名は付きますが、妊娠を意識して早い時期にhCGの検査をしていなければ、通常の月経としか認識されないまま日常的に起こっているケースも多くみられ、妊娠回数や流産回数には含めないとされています。ヒトの場合は他の動物よりも妊娠成功率が低いため、精卵の不着床とともに、着床の直後から妊娠に気付く前後の超早期流産についても自然淘汰としてかなりの割合で発生しています。

妊娠検査薬の擬陰性が出るケースとしては次のような点があげられます。たとえば検査時期がまだ早かったり、尿が薄かったりする場合です。陽性反応が出始める初期の頃は、水分摂取の過多などにより尿が薄まってしまうと、十分に反応できるだけのhCG濃度を得られない場合があります。そして胎児の発育停止・重度の遅滞によるhCGの過少などもあります。

これは、流産が起き始める前兆といわれています。すでに子宮内で胎児が死亡している(稽留流産)などがあげられます。また、子宮外妊娠でも胎児が成長を続けていれば陽性反応が出ることもありますが、発育が止まったり死亡していたりしてhCGが低下していれば、陰性になることもありえます。

胞状奇胎とは、絨毛組織が異常に増殖しており、hCGが極端に多く分泌されているため、試薬が正常に反応しないで陰性と出る場合があります。そして正常な妊娠経過の場合であっても、hCGの量が多すぎると試薬が正常に反応しない可能性もあります。一般に妊娠検査薬はhCGがまださほど多くない4~5週目ごろの使用が想定されています。

妊娠検査薬の擬陽性が出るケースは次のようなものがあります。例えば不妊治療をおこなっていてhCG製剤の投与を受けた場合などです。5000単位の投与をおこなっており7~10日後くらいまでは、体内に残存するhCG製剤に反応してしまい陽性を示す可能性があります。また絨毛癌などのhCG産生腫瘍がある場合も当てはまります。

他にも閉経した場合にも擬陽性が出る場合があります。閉経した後の女性では、妊娠とは無関係な微量のhCGが分泌されております。そのため、弱い陽性反応を示す場合があります。それから、流産や中絶から間もない時期なども当てはまります。直近まで妊娠していた場合には、経過日数が浅ければ、まだhCGが非妊娠レベルまで低下していません。そのため陽性を示すことがあります。

それからLHとの交差反応などもあげられます。排卵期に急増するLH(黄体形成ホルモン)は、hCGと化学的な構造が似通っていあすので検査薬が誤反応を起こすことがあります。そして重度の糖尿や蛋白尿、血液の混入なども当てはまります。不純物の混濁が多い尿で検査をすると、試薬が誤反応を起こす場合があります。

妊娠検査薬を試してみて、所定の判定時間を大幅に過ぎてから表れたラインがあるとします。これは俗にいう「蒸発線」と呼ばれるものです。水分が蒸発していくとき濃縮された尿の成分が線状に残ってしまったり、濃度が上がった尿中の成分に試薬が誤まって反応してしまい表れたりしたものです。妊娠成立した直後でhCGがまだ少ないごく初期には、判定時間を経過ってから陽性ラインが現れることもあります。

このように数分かけてだんだんと陽性のラインが表れることもありますが、そういった場合も、あまりにも遅れて出てきたラインなのであれば日を置いてから再検査してみる方が無難だといえるでしょう。なお、最終的な妊娠の確定診断については、医師が触診や超音波検査などから総合的に行うものです。そのため、妊娠検査薬の結果だけで自己判断してはなりません。

さまざまな原因で擬陽性・擬陰性が表れる可能性もあります。また、妊娠していて陽性が出たとしても、それが正常な妊娠であるのかどうかまでは判らないため、市販の妊娠検査薬で陽性を確かめた後には、速やかに産婦人科を受診するのが望ましいといえるでしょう。

妊娠検査薬の判定結果でよく目を凝らしてじっくり見ていれば線があるような気もするというようなラインは、陰性として扱います。そして妊娠しているかどうかの判断に迷うような微妙な濃さであれば、無理に一度で見極めようとしないで結果を保留しておきましょう。そして、hCGの増加を待ってみて2日から3日後に再検査してみるとよいでしょう。

また、所定の判定時間以外で見えた線については、正しい結果でない場合がありますので注意しておきましょう。例えば尿をかけた直後に一瞬浮き上がって判定時間には消えていたラインもあると思います。尿の水分が検査紙に染みた瞬間んい試薬を仕込んである箇所が、一時的に他の地色とは違うことがあります。そして薄っすら線が浮き出したように見えることがあります。

このようなラインについては、所定の判定時間に達した時点ではたいがい消えています。そのため陽性ではないといえます。検査時点で既にhCGが十分に多く分泌されている時期の場合には、判定時間を待たなくても尿をかけた直後から陽性ラインがみるみる現れてくることも多いです。そのようなケースではくっきりとした明らかなラインでありますので終了時間に達した時点であってもはっきりと残っています。